私はもうすぐ50歳になる年齢で、体は女性として産まれ末っ子。30歳でパニック障害、現在は、パートナー有、子供なし。
なので、自分と違う世代の人や、異性の考え方、子供がいる人、末っ子以外の気持ち、
自分に出なかった心の病も
経験してないので、わかりません。
わかる!と言ったら嘘になります。
パニック発作で心療内科にいき、薬をもらいましたが、症状は、一時的に おさまるけれど、頭の中は不安と恐怖でいっぱい。
常にネガティブな考えが高速回転で、頭を支配しておりました。
薬では、頭の思考まで、治せませんでした。
そして思ったこと、
『先生はパニック障害になったことがないし、わからないんだろう、だから私は治らないのだ』と。
10分もない短い時間ですし、症状に合いそうな薬を選ぶだけで 先生も精一杯ですよね。
病院は患者であふれ、新規の診察を ことわる病院も多いんだとか。
それなのに、全然話を聞いてもらえない!なんて思っていました。
どうやって治すのか…. 本を読んでも、
ネガティブに考えるのをやめて、ポジティブに考えましょうとか、こう思いましょうとか、効かない言葉ばかり。
『それが出来ないから、困ってるんですけど…』
私の場合、不眠、過呼吸、耳鳴り、めまい、大きな音、光なんかも刺激が強くて無理。
テレビは ガチャガチャして見るのも聴くのも つらく、本も 目が泳ぎ、字が読めない状態でした。
外は刺激が強すぎて、過呼吸の恐怖から、引きこもりのスタートです。
『誰も私のこと、わかってくれない…
もはや 自分のことさえ、よくわからない…
どうしたらいいか もう わからない…』
パニック障害がおさまって、約10年経っても、ずっと同じ気持ちでした。答えが見つからず、暗い洞窟から抜けれない。
発作は止まったものの、幸せに生きていくにはどうしたらいいの?? 何をやっても楽しくない。
でも、考えたんです。
じゃあ、誰が 私のことわかるのか? って。
『今まで ずっと一緒に居たのは、誰?』
『 自分 』なんですよね。
50年近い時間を、ずっと一緒に、全て知ってるのは、自分しかいなかった。
それなのに、ぜんぜん自分のことが分からない…
『 自分のことは、自分しか わからない、
だから、まずは 自分を知ろう』
私は、ここから始めることにしました。
続く
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