急がば回れ。焦っても物事は上手くいかず
人生が上手くいかない、生きるのが辛いのに、
「このままじゃだめだ」
「何か始めなきゃ、変わらなきゃ」と思って、焦ったことはありませんか?
焦りに駆られて、あれこれやってみるも上手くいかず、途中でやめては「またダメだった」と自己嫌悪。
何度と繰り返してきた私のパターンです。
このブログさえ、先日まで「早く書かなきゃ、上手に書かなきゃ」と焦るばかりで全く進まず。 書いては消しを繰り返しているうちに、
「何が言いたいの?誰に向けて?どうしたいんだっけ?」と空回り。
どんどん筆が止まりだし、書けなくなり、気が重くなるようになりました。
そして次第に「私には文才なんてない、またいつものようにやらないんだ、結局、私は何もできないんだ…」と自己否定する声になって私を苦しめはじめます。
自分を否定する声がしてきたら意図的に離れよう
こういう時、私はどうするかと言うと、一度「考えるのをやめる」ことにしています。
それは、私のパニック障害になった原因の一つに、思考が止まらず、悪い方に考え過ぎる癖があると自覚してるからです。
自己否定の声が始まる→また始まったと気づく→また言ってるなーと眺める→ 声から離れる
マイナス思考がぐるぐるしてきたら、この流れで意図的に考えから離れるようにしています。
脳は繰り返しに慣れる仕組みになっている
脳って、実はとても曖昧で単純なところがあって、
繰り返したことを「これが普通なんだ」と覚えてしまうんだとか。
経験や繰り返しによって、脳の神経回路のつながりを変化させ、よく使う思考や行動のパターンはどんどん強化され、それが「当たり前の反応」になるそうです。
ということは、思考が止まらず、悪い方に考えてしまう私の癖も、繰り返しによる脳の学習によるのか…なんて疑問が湧きまして。
ならば、考え過ぎを止めるのも繰り返していれば、習慣化するってことだし、意図的にやっています。
やはり、調子が悪い時、元気がない時、疲れている時に、物事を良い方へ考えられないもです。体も心も整っていない状態で、無理やり行動しても
「うまくできない自分」がまた嫌いになり辛くするので、気をつけたいところです。
現状維持から始めよう
焦りや不安が湧いてくるのは、「変わりたい」「もっと良くなりたい」と思っている証拠でもあり、自然な感情です。
でも、本当に変わるために必要なのは、無理をして前に進むことよりも、
今の自分を受け入れて、安心できる土台をつくること。
そもそもエネルギー不足で充電が必要な時。
まずは立ち止まって、現状維持から。
焦らずに、自分のペースで。
今日も「ここから」で、大丈夫、
急がば回りましょう。
あとがき
今日もここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今回は、人生がうまくいかないと感じて焦ってしまったり、すぐ早くと焦り、できない自分を責めてしまう方に向けて、私自身の体験をもとに書きました。
私も焦ります。
そんな時「私、焦ってる」「悪い方に考えてる」と気づけるようになってからは、焦って考える時間も、それによる自己否定する時間も、随分減ってきました。
そして最近です、焦らなくなって、自己否定する声が小さくなって、聞きとれないくらいになりました。やれそうな人は、やってみるのをオススメします。
このブログでは、著者の鬱から抜けた経験をもとに、
「今、生きるのがしんどい」「自分がよくわからない」そんな方に役立つ情報を発信しています。
面倒くさがり屋で、お金がない、時間がないと、なかなかやらなかった私が、
実際にやってみて、気持ちが軽くなったこと、誰でも今すぐできることなど、できるだけ簡単にお伝えしていきますので、
良かったら、ふらっと、また立ち寄ってみてくださいね。 それでは、また アカリより
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